むし歯にしない予防健診 幼児~小学校低学年編
お子さんの虫歯、痛くてつらいのは本人です。
そうならないためにあおき矯正歯科では歯が生えてきた時期からの「虫歯にしない予防健診」を行っています。
では、どんなことをしているか。
・プロフェッショナルケア・フッ素塗布、むし歯チェック
・・・だけを予防などと言っているあおき矯正歯科ではありません。
これでは「虫歯にしない予防」などとはまだまだ言えません!
なぜかというと、物理的な処置だけが予防ではないのです。
毎日の食べ物や飲み物の選び方、間食の取り方も重要ですし、そもそも自分の歯に関心を持ち、お口をきれいにしようという意識が肝心なのです。その意識付けは、早ければ早いほど良い方向に向かっていきます。
休園休校、外出自粛でお子さんのストレスもマックス。つい甘いものでご機嫌を取ってしまいますよね。
するとむし歯菌は常に餌が豊富で大喜びで、いつでもむし歯にする準備万端です。
ではどうするか?
例えばこんな感じです。
「○○くんご飯何食べたの?」
この質問、何を食べたかよりどれだけ食べたかを知りたいのです。
食事をしっかりと摂ればおなかが空かないので、甘いジュースやお菓子を口にし
ませんよね。せいぜい麦茶程度かな?
何を召し上がっていても褒めます、まずは3度の食事をすることが重要だと考えます。
そしてお家の方には甘いジュースやお菓子を、買ってこないようにアドバイスします。
お家にジュースがなければお子さんは飲みません。お父さんがどうしてもコーラを飲みたいなら、どこかに隠してね (笑)って言います。
食事も手作りのご飯、うどん、手作りのサンドイッチなどをお勧めします。お家の味が1番美味しいのですから。
小さな子の予防健診は、本人にもきっちりお話ししますが、お家の方へのアドバイスが中心となります。だって、買ってきたり作ってくれたりするのは大人ですもの。
でも勘違いしないでいただきたいのは、これは強制ではありません。
様々な生活スタイルがあり、できないこともあります。
アドバイスの中から一つでもできることがあったら取り入れてみる、できることがなかったらこんな話を聞いたなぁだけでも十分です。
まだまだ自分一人ではお口の健康を守れないお子さんです。担当歯科衛生士がお家の方をサポートします。気楽に楽しくむし歯の心配のない生活習慣を身につけましょう。
次回は小学中高年生向けの予防健診のお話です。