将来残る歯の違い
将来、どれくらい歯を残したいと思っていますか?
歯がなくなっていくと、見た目が気になるのはもちろんですが、発音が不明瞭になったり、食事を楽しめなくなったりします。
実際、厚生労働省における「平成28年度歯科疾患実態調査」によると、65歳〜69歳の時点で5人に1人以上が「歯が20本も残っていない」という状態。
これは、治療中心で予防に力を入れていない保険診療の弊害だと思っております。
治療だけでなく予防をしっかり行うことは、将来残る歯の本数に影響します。
当院では予防に力を入れる事で治療の繰り返しが減り、結果、患者さんの歯の負担を減らすことにも繋がっています。
最近の研究では、残っている歯の数が多いほど健康寿命が長くなることがわかっています。
さらに、歯があるほど認知症などの病気にかかりにくいことも研究によって明らかにされているのです。
歯を残すことで健康寿命が伸び、さまざまな病気を予防できることを考えれば、将来的な医療費が大きく削減できることもわかるでしょう。
歯を予防することとは、それほどまでに大切なことなのです。
当医院では、患者さん全員に同じメインテナンスを施すのではなく、検査を行ったうえで個人に合わせたメインテナンスをすることによって、最大限多くの歯を残すことができます。
自費だからこそできるメインテナンス
当院では、他の歯科医院では実現できない
ハイレベルのメインテナンスを提供いたします。
当院のメインテナンスは、より健康で幸せな生涯を過ごしていただくための予防プログラムです。
歯を守り、いつまでも食事や会話を楽しむためには予防が欠かせません。 しかし、「何かを気をつける」だけでは意味がないのです。
本当に大切なのは、しっかりと検査をして、「自分にとって何が危険因子になり得るのか」を正確に把握し、そのうえでリスクをコントロールすることです。
たとえば、糖尿病や心疾患、高血圧などの方は歯周病になりやすいことがわかっているのですが、これは実際に検査をしてみないとわからないことです。
これらすべての要因を正確に把握し、患者さん一人一人に適切な処置を行うため、当院のメインテナンスは担当制にしております。
担当歯科衛生士が、患者さんの検査結果や現在かかっている病気のリスクなどからトータル的に判断し、あなただけの予防プログラムを組み立てます。
そして、責任をもって、お口と体の健康管理をお手伝いいたします。
予防は早ければ早いほど効果があり、なかには1才ごろから当院の予防プログラムに参加される方も多くいるほどです。
当院では「自分自身でお口の管理ができるように教え育むこと」が重要だと考えており、実際に子どものころからメインテナンスに通っている子たちは、むし歯や歯周病にかかりにくいことがわかっています。これこそが、保険診療の制約から解放されたからこそできるオーダーメイドの予防プログラムです。
保険と自費の違い
当院は他のほとんどの歯科医院と違い、全てにおいて「自費診療」を行っています。
自費診療とは、公的医療保険が適用されない診療のこと。
治療費の全額を患者さんがお支払いすることになりますが、そのぶん保険診療では受けられないような「患者さんの要望に沿った診療」「歯の未来を考えた予防」が可能になります。
それぞれの観点における、詳しい違いは以下の表をご覧ください。
保険診療 | 自費診療 | |
カウンセリング | 制限のある治療方法に向かったカウンセリング | 患者さんと向かい合い、いまの悩みから将来の希望などをお話ししてもらう、寄り添ったカウンセリング |
歯のクリーニングや 虫歯・歯周病チェック |
決められた処置しか行えない | 時間制限もないため、最新技術を利用した処置が可能 |
提案 | 症状に対して、決められた治療しか提案できない | 幅広い選択肢を提案し、それぞれの意向に合わせて将来を見据えた提案ができる |
治療 | 最小限の規定治療 予防は特に重視されない |
症状にマッチした高度治療 予防に力を入れられる |
歯の修復素材 | 銀歯や入れ歯などに限定されるため、どうしても目立ってしまう | 患者さんの希望を聞いたうえでセラミックやオールクラウンなど場所に合わせた工夫ができ、天然の歯と変わらないほど綺麗に仕上がる |
かかる時間 | 効率を重視しなくてはならないため、一人ひとりに時間をかけられない | 効率ではなく質を重視しているので、一人ひとりに十分な時間をかけられる |
金額 | 医療保険が適用されるため、 医療費の1~3割負担でよい |
医療費の全額を負担する |
自費メインテナンスのメリット・デメリット
自費メインテナンスのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
デメリット
最新技術を使ったメインテナンスができる
医療費を全額負担しなくてはならない
あらゆる角度から問題を解決できる
自分に合った医院を探すのが大変
自分に合った予防ができ、治療に介入すべき時期がはっきりとわかる
医院によって料金体系が違う
自費メインテナンスでは、治療だけでなく、むし歯や歯周病の予防をすることができます。
最近の研究では、歯を残しておくことが全身の病気の予防や健康寿命を伸ばすことにつながることがわかりました。
それによって、将来的な医療費が削減できることは間違いありません。
メインテナンスをすることによって「いま支払う金額」は大きくなってしまいますが、繰り返しむし歯になることによって何度も治療したり、病気を治療したりすることを考えると「人生で支払う金額」は圧倒的に安くなるのです。
歯のメインテナンスによる予防をしっかりと行っていれば、口のなかだけでなく全身の健康を守ることができますよ。
技術力の高い歯科衛生士
歯科衛生士とは、
歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導などを行う
国家資格をもつ人のことです。
当院には、技術力の高い歯科衛生士が揃っています。
すべてのスタッフが「患者さんのために」という意識で日々知識と技術のアップデートに励んでおり、よりよいメインテナンスを心がけています。
歯科衛生士のなかには複数の資格を取得しているスタッフもいます。
特に、他の歯科衛生士と格段に違う実力があることを示した『THP認定歯科衛生士』『iACDフェロー認定衛生士』といった資格をもった歯科衛生士がいるのは、茨城県でここだけです。
THP認定衛生士とは、1年以上の導入セミナーを受講したのち、高難度の認定試験にすべて合格しなくてはならない、非常に取得難易度の高い資格。
そんなハイレベル歯科衛生士たちによる「歯科相談室」という、口内におけるちょっとした疑問を解決できるサポートサービスもあるので、ぜひご利用ください。
(トライアル期間は無料でご利用いただけます)
デンタルドック
予防が全ての始まり
歯を守り、いつまでも美味しい食事を楽しむためには、予防を続けてゆくことが欠かせません。予防というのは、単に「何かを気を付ける」ということではありません。虫歯や歯周病を発症する要因はいくつもあり、自分にとっての危険因子を正確に把握して、リスクをコントロールしていかなければ、本当の意味での予防にはならないのです。まずは検査でしっかりと自分のお口の中のことを知り、効果的な予防を行っていくようにしましょう。
デンタルドックを受けるメリット
デンタルドックは健康な方がより健康であるために受けて頂くシステムです。
糖尿病や心疾患、高血圧などの方は歯周病になりやすく、歯周病を発症させないようにすることで病気も良くなることが分かっています。
ですから、当院では担当衛生士がリスクや年齢も含めてあなただけの予防プログラムを考え、お口の健康管理のお手伝いをしています。
予防の大家、アクセルソン教授の30年間に及ぶメインテナンスデータには「定期的にメインテナンスを受けると失う歯は1本あるかないかです。」との報告もあります。
私たちはこの膨大なデータをもとに、これから先々起こりうる可能性も予知してリスクコントロールをしています。
「自分の健康は自分で守る」方々へ担当衛生士はいつまでも美味しく食事ができ、美しく笑い、健康な心と体が保てるよう家族のようにサポートさせて頂きます。
歯周治療にTHPウォーターでイリゲーション
当院のデンタルドックでは、イリゲーションという歯周ポケット内の洗浄とバイオフィルムの破壊を目的とする治療を行います。ノズル自体が超音波振動することによりバイオフィルムを破壊するのです。
ここでは、中長鎖ポリリン酸を配合した機能水THPウォーターを使用しています。食品添加物としても使用される次亜塩素酸水による活性酸素の作用で安全にポケット内の細菌を殺菌。瞬時に細菌の活動を止め、超音波の水流によりきれいになります。
また中長鎖ポリリン酸の効果により、組織の再生能が活性化され修復が促進されます。
最後にビタミンCで口腔内を洗浄することで、正常な組織に対するダメージを最小限に抑えます。
リスク検査とデンタルドック
当院では、治療をスタートする前にリスク検査をおすすめしております。その方にとって最適な予防や治療方法なのかを把握し治療計画を立ててゆきます。当院に初めてお越しになった患者さんには、まずリスク検査を実施して、その方にとって最適な予防や治療が何なのかを把握します。さらに、治療が終わったあとは、その状態を保っていくためにデンタルドックで維持してゆきます。又、デンタルドックでは持続的にリスク評価をしてゆく為にワシントン大学の歯周病患者のデータを元にリスク管理をしています。インターネットで直ぐにリスクを知る事が出来ますので結果をお待たせしません。
検査項目
レントゲン検査
デジタルレントゲンを使って、歯や骨の状態を調べます。
CT検査
三次元画像によって、さらに詳細な口腔内の情報を得ることができます。
ペリオスクリーン
唾液に含まれている血液量を調べることで、歯周病の進行度合いや自分では気付かない歯肉からの出血(ヘモグロビン)を把握します。
噛み合わせ検査
口腔内模型を作製し、噛み合わせを立体的に調べます。
T-スキャン
機械を使って、噛み合わせのバランスや強さを測定します。
位相差顕微鏡
プラークを拡大し細菌の動きや数、種類などを見て頂きながら説明します。